こんちゃっす、ひろちです。 エンジニア/クリエイターの皆さん。たまに7文字のカタカナに出会って、思っちゃいませんか…?
《《《ポートフォリオ》》》
このカタカナ7文字がシンプルに何を指している言葉なのか気になりますよね(/・ω・)/
そこでこのポートフォリオを使って、会社からの内定を3つもいただけた僕が一体何なのかを解説していきたいと思います!
目次です!
そもそもポートフォリオとは何ぞや!?
さて【ポートフォリオとは】という話なのですが、まずは語源だけサラッと紹介します。
ポートフォリオの語源は?
そもそも論をしますと、どうやらイタリア語に語源を持つみたいですね…(笑)
ポートフォリオ(英語:Portfolio)とは、書類を運ぶ平らなケースを意味する。紙入れ、札入れを意味する イタリア語: portafoglio に語源を持つ。かばんや書類ケース、ファイルフォルダがそれにあたる。さらに、その集められた資料や情報そのもの全体を意味する場合もある。 ポートフォリオ - Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/ポートフォリオ)
エンジニア/クリエイターにとってのポートフォリオとは?
ずばりエンジニアやクリエイターなどの何か物をつくる方たちにとってのポートフォリオとは以下を指します!
ポートフォリオとは、自らが作成した作品集
例えば服のデザイナーだったら自らデザインした服の絵だったり、エンジニアであれば1から開発したアプリケーションであったり… 自らの手で作成した物の集合だと思って頂ければ良いと思います!
ポートフォリオはどこで使われる単語なのか?
ポートフォリオは就職や転職活動、提案においてよく使われる単語です。 それは主に↓コチラの壁達を乗り越えていくためのアイテムです!
- 選考での書類審査/面接を通過するため
- 提案を受け入れてもらうため
書類審査/面接を通過できる!?
ポートフォリオは就職活動や転職活動において有利に働くことが多いです。
書類審査では…?
面接官の立場になって考えてみてください。 大量の履歴書を前に『こんな開発を行ってきました!』『こんな絵を書いてきました!』とそのポートフォリオへのリンクを貼っているだけで、文字だけでない判断材料が増えてきます。
載せていない応募者と比べれば、当然目立ってきますよね!!
実際に僕もポートフォリオを作成して、エンジニアとして就活をしてきたのですが、書類審査にて落ちた経験がありません! これは超大手企業も然りで、受けてきた中で例外はありませんでした。
面接では…?
面接でも作成した成果物については当然聞かれました。 そこで使用した技術や想定したユーザーへの提供法/体験など、ポートフォリオを通じて『自分はこんなことを考えれます』とアピールすることができますね!
提案を受け入れてもらいやすくなる!?
これは主にフリーランスの話になりますね。 クライアントから案件を受注する際にポートフォリオを見せることによって、実力の指標を表すことができるので、強豪している他者とも差別化ができます。
詳しいポートフォリオの使い方
では詳しいポートフォリオの使い方について紹介していきたいと思います。 ポートフォリオとはただ単に作成したいものを作成するのではなく、目的を持って作成すべきです。
例えばあるデザイナーの面接時での話を例に挙げますね!(話は僕のイメージですw)
ある日のデザイナー面接(例)
【下手でも新しい商品を思いついてくれる人材】が欲しい会社で行われた面接。
発言者 | 発言内容 |
---|---|
デザイナーAB | 『『この会社で働きたいです!』』 |
面接官 | それぞれデザイナーとしてやってきた事はありますか? |
デザイナーA | このようなポートフォリオを作成しました!(有名なデザイナーが書いた模写を出す) |
デザイナーB | このようなポートフォリオを作成しました!(自分なりに考えて書いた絵を出す) |
面接官 | ほお。(Aさんは有名なデザインの模写だな…)それぞれコンセプトはありますか? |
デザイナーA | 昔ながらの書き方も網羅しつつ、最近デザイナー間でトレンドな書き方も入れてみました! |
デザイナーB | 子供向けに動物を入れました。好奇心もくすぐれるように、新しい絵を付け加えれるようにしました! |
ポートフォリオが何を示すのか
ポートフォリオとは自分ができることを示す一番手っ取り早い手段であり、面接官側からすると応募者には必ず持ってきてほしい物と僕は捉えています。
さてそれぞれのデザイナーはポートフォリオとして以下の事を示していました。
デザイナーAが強調していたこと
- 昔ながらの書き方ができる
- デザイナー間でトレンドな書き方ができる
特徴としては【技術的に網羅している】【技術も追っている】の2点を主張していますね。ですが面接官には模倣であることはバレているようです。
デザイナーBが強調していたこと
- 子供向けに動物主体に書いた
- 子供向けに好奇心を揺さぶられる要素も取り入れた
特徴としては【ユーザー視点で書いている】【他にない特徴を持っている】の2点を主張していますね。
2人を比較してみる
col 1 | col 2 |
---|---|
Aの良い所 | 昔ながらの技術や最新の技術を扱える → 上記の会社では求めていない |
Aの悪い所 | 商品としての新しさが全くない/パクリ |
Bの良い所 | ユーザ目線の商品/新しい要素 → 上記の会社とマッチ! |
Bの悪い所 | デザインの技量はわからない |
上記テーブルにまとめたようにマッチしたか/しなかったかということはよくあります。 今回はデザイナーBよりでしたが、逆に技術的なデザインをとことん使いたい会社であればデザイナーAに軍配は上がるでしょう。
会社によると思いますが、今回に限っては会社が欲しい人材として目標に定めていた新しいアイデアを提供しているデザイナーBさんに好印象を持っているでしょうね!
ポートフォリオを過信してはいけない
ここまでポートフォリオについて語ってきたくせに…という感じですが(笑) ↓コチラは間違えないで欲しいです(。・_・。)
作成者の能力を示す1つの指標であるだけで、それが全てというわけではありません
当然だとは思いますが、『ポートフォリオにも過信しすぎずに、色々な能力を高めていきましょう』ということですね!!
さいごに
ポートフォリオとは能力の範囲を示すものであり、より守備範囲が広ければ広いほうがよいと思います。 ですが実際は1つしか作成できなかったりするので、何を重きに作っていくかはとても大事ということを伝えたかったのです!
また面接官はデザイナーAさんのポートフォリオに対して模倣である事を見破っています。
余談ですがこれは採用担当者間ではよくある話だそうです。
パクったりスクールなどで作っているようなポートフォリオは、面接を長年やってきた側からすると経験でわかってしまうようなので注意が必要です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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